ブックタイトル2019 JAなめがたしおさいの現況

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概要

2019 JAなめがたしおさいの現況

を挙げることができました。□共済事業長期共済推進については、役職員が一丸となって取り組んだ結果、昨年に引き続き新契約目標を達成することができました。しかしながら、長期共済保有契約高については、依然として満期や解約等による減少に歯止めがかからず、前期末と比べて約43億円の減少は共済事業収益に大きく影響するものであります。保有契約高の純増対策は今後もJAなめがたしおさい大きな課題であり、「3REPORTQ訪問活動」をはじめサービスの向上等による解約の防止に全力で取り組みます。短期共済については、新契約共済掛金2億34百万円(前年度2億37百万円)、前年対比98.7%の実績にとどまりました。JAなめがたしおさいREPORT□購買事業農業分野における生産資材の供給をめぐる環境は、当JA管内においても商系業者、農業資材専門店、ホームセンター等との競争が熾烈化しており、それに加え規制緩和の進展、情報、技術の改革等の社会情勢の変化に伴い益々厳しい状況となっております。また、肥料をはじめ生産資材の値上げが農業経営を圧迫している状況であります。このような状況の中、生産資材については、前年対比123.5%の実績を挙げることができましたが、生活物資については前年対比86.3%の実績にとどまりました。全体では購買品供給高22億79百万円(前年度18億80百万円)、前年対比121.2%の実績を挙げることができました。□販売事業国内の農業については、低価格な農産物が次々と輸入されることにより、米をはじめとした農産物価格の低迷が危惧されます。このような状況の中、当JAでは、安全・安心・安定(3A)を基本理念とした、消費者ニーズに応える環境に優しい農業への取り組みを積極的に行いました。しかしながら、基幹作物であるピーマンが春物、秋物ともに販売が順調に推移したことにより、販売品販売高は97億60百万円(前年度95億64百万円)、前年対比102.0%の実績を挙げることができました。また、ピーマンの販売実績についても、86億12百万円(前年度80億97百万円)、前年対比106.3%の実績を挙げることができました。また、地産地消にも積極的に取り組み、昨年度に引き続き継続的に鹿嶋市、神栖市の学校給食に特別栽培米コシヒカリを提供しております。□その他事業指導事業については、今後もGAP(生産工程管理手法)の導入やトレーサビリティーの徹底に積極的に取り組みました。各関係機関と当JAで構成する鹿嶋市・神栖市地域農業振興協議会にて農産物の生産・販売体制の整備や情報収集・提供・PR活動等の事業を行っていく予定です。利用事業については、取扱実績1億37百万円(前年度1億58百万円)、前年対比86.7%の実績にとどまりました。また、「JAしおさい鹿嶋農産物直売所」の売り上げは82百万円の実績となりました。今後も新鮮で安全・安心な農産物を提供するとともに、消費者と生産者のコミュニケーションの場としての役割を果たしていきます。□当組合の財務及び損益の状況の推移(単位:百万円)区分項目平成28年度平成29年度平成30年度事業利益9995124経常利益121121147財務当期剰余金75 80 102総資産50,923 53,463 55,363純資産1,7511,8232,096単体自己資本比率(%)12.0411.5612.27貯金47,51949,99550,738預金41,69843,90544,489信用事業貸出金6,1786,2106,840有価証券11011010国債11011010共済事業長期共済(保障)保有高162,850 158,648 154,366短期共済新契約掛金217 237 234購買事業購買品供給高1,7841,8802,279販売事業販売品販売高9,8119,5649,760農業倉庫事業取扱高211利用事業取扱高175158137(注)「単体自己資本比率は農協法第11条の2第1項第1号の規程に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準に係る算式に基づき算出しています。」6