ブックタイトルJAなめがたしおさい広報誌きずな No.10

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JAなめがたしおさい広報誌きずな No.10

大腸内視鏡検査ってどんな検査?土浦協同病院なめがた地域医療センター内視鏡室看護師南志野日本人の約3人に1人は、がんで亡くなっていると言われており、がん罹患数で最も多いがんは「大腸がん」です。国立がん研究センターがん登録・統計(2019年がん統計予測)によると、毎年15万人以上が大腸がんにかかり、死亡数も肺がんに次いで多いと報告されています。50歳から70歳代にかけて発症することが多く、肛門に近い腸管で発生が多いと言われています。国の指針では40歳以降の便潜血検査を毎年受けることを推奨しております。50歳を過ぎると大腸がんの発症頻度が徐々に高くなるので、一度は大腸内視鏡検査も受けることをお勧めします。大腸内視鏡検査で大事なことは、検査前に腸をきれいにすることです。これをしっかり行わないと、検査の妨げになり、詳しい検査ができません。数日前から消化のよい食事をし、検査前に下剤を2リットル確実に飲むことで、腸の中をきれいに洗浄します。検査中は、ベッド上で体の向きを変えながら、大腸の奥まで進んでいきます。奥まで到達した後、少しずつ内視鏡を抜きながら観察していきます。観察の際には、内視鏡から空気を入れて腸管を広げてよく観察します。注腸X線検査(バリウム検査)に比べ、内視鏡検査は直接病変を観察できるというメリットがあります。ポリープや癌が疑われるような病変が見つかった場合には、必要に応じて、その場で組織採取や、病変切除を行います。処置後出血しないようにクリップで止血します。検査当日の入浴はシャワー程度とし、飲酒、激しい運動は厳禁です。治療中のお薬の服用については事前に主治医とよく相談してください。下剤の内服や、検査時間も少しかかりますので簡単な検査ではありませんが、早期に発見できれば、内視鏡切除で治療完了する事も多いです。一度、主治医もしくは当センター内科にてご相談ください。また、大腸がんだけでなく、がん対策として重要なのは、『早期発見・早期治療』です。自分だけでなく家族のためにも、がん検診についてこの機会に考えてみませんか。7きずな乙女座(8/23~9/22)★全体運★人気運に恵まれ穏やかな時間が過ごせます。おしゃれや買い物も楽しめるはず。美容院に行くのもお勧め★健康運★冷えに気を付けて。腰や関節のケアは入念に★幸運を呼ぶ食べ物★リンゴ