ブックタイトルJAなめがたしおさい広報誌きずな No.6

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概要

JAなめがたしおさい広報誌きずな No.6

肺炎に負けない身体を作ろう!土浦協同病院なめがた地域医療センターリハビリテーション部藤田義隆冬場は空気の乾燥や室内外の寒暖差で鼻や喉の粘膜が乾きやすくなり、ウィルスに感染しやすくなります。ウィルスや細菌と戦うためには免疫力、肺能力、せき力(たんを出す力)を高めることが大切です。特に肺炎は誤嚥性肺炎と合わせると主要死因別順位(2018年人口動態統計より)の3位となりますので、予防が重要です。免疫力の維持には運動と栄養、休養のバランスが欠かせません。ただし、運動といってもハードすぎる運動は逆効果です。アスリートが風邪にかかりやすいという報告もあるほどです。免疫力アップには、適度な運動で血流を促進し、体温を上昇させることができる有酸素運動が有効です。外出時に20~60分程度ウォーキングをしたりするのもいいでしょう。『ややきつい』~『楽である』の間の運動が目安になります。つら過ぎず、会話を楽しみながら続けられる程度の負荷が効果的です。肺能力アップには、肺活量を上げる必要があります。仰向けで横になり、丸めたタオルを背中の下に入れて万歳するように両腕を上へ挙げて下さい。肘は曲がっていても大丈夫です。胸郭を広げるストレッチになります。この際、両肩が浮かないように注意してください。肺活量が上がると運動や日常生活でも息切れしにくくなり、運動不足の解消に繋がります。せき力アップとはたんを出す力を高めることです。肺の大きさや腹圧を高め、吐ききる力が重要になります。肺活量の減少は、たんを出すための力の低下を引き起こし、結果としてたんが溜まりやすくなります。たんが溜まると感染を引き起こすきっかけとなります。せき力をアップさせる運動の例としては、口すぼめ呼吸、自分で咳をしてみる、風船を膨らませる、体幹のインナーマッスルを鍛えるなどがあります。いずれも無理のない範囲、自分のペースで続けることがとても大切ですので、持病のある方、痛みがある方は無理せず、痛みのない範囲で行うようにしてください。また、感染予防にはマスクの着用や手洗い・うがい、部屋の湿度調節なども大切です。肺炎に負けない3つの力をアップさせ、風邪やインフルエンザの季節を乗り切りましょう。9きずな蠍座(10/24~11/22)★全体運★八つ当たりしがちなので、ご用心。イライラしたらお茶にしましょう。気持ちが落ち着き、良い考えが浮かぶはず★健康運★食べ過ぎに注意。栄養のバランスが大事★幸運を呼ぶ食べ物★高菜