ブックタイトルJAなめがたしおさい広報誌きずな No.5

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概要

JAなめがたしおさい広報誌きずな No.5

きずな 12 ★全体運★環境改善に力を入れることで、うれしい変化が期待できます。大胆なイメチェンにトライするのも幸運の呼び水に★健康運★プレッシャーを感じがち。ストレッチ吉 ★幸運を呼ぶ食べ物★そば水瓶座(1/20~2/18)ピーマンに発生する主なウイルス病と防除対策ピーマンのウイルス病は、いったん圃場で発生すると大きな減収や長期的な被害につながります。ウイルス病は治療方法がないため、予防と早期発見・抜き取り処分が重要です。主なウイルス病の症状と対策についてご紹介します。モザイク病(PMMoV)伝染経路:手やハサミによる管理作業(接触伝染)で拡がる。種子伝染や土壌伝染もする。症状:生長点や果実にモザイク症状が発生するが、発病初期は症状が分かりにくく、判断が難しい。(写真1)対策:①接触伝染で拡がるので、発病株は早期に抜き取る。抜き取った株は周囲の株に触れないよう、袋に入れてハウス外に持ち出し、地中深くに埋却する。②発病したハウスの管理は最後に行うようにし、ハサミや手袋は他のハウスと別にする。③土壌のウイルス濃度に応じた抵抗性品種を植え付ける。★モザイク病が疑われる症状が見られた場合は、すぐにJAまたは普及センターへご相談ください。黄化えそ病(TSWV)〈通称 ノーテン病〉伝染経路:アザミウマ類が吸汁することにより拡がる。人の手による接触伝染は少なく、土壌伝染はしない。ピーマン以外にも、キク、トマト、マリーゴールド、雑草など多くの植物に感染する。症状:生長点付近の葉が黄色くなり縮れ、茶色の小さな斑点ができる。(写真2)対策:①発病株は早期に抜き取る。抜き取った株は、ハウス内外に放置せず、袋に入れて十分に腐らせる。②発生初期のアザミウマ類の防除を徹底する。③防虫ネット(0.8㎜目合い)をサイド・天窓・出入口に張り、アザミウマ類の侵入を防ぐ。④青色粘着板を10aあたり100枚以上設置して、アザミウマ類を捕殺する。⑤ハウス内外の除草を徹底する。★抵抗性品種(TSRみおぎ)に症状が見られたら、JAまたは普及センターへご相談ください。(写真1)モザイク病の症状(写真2)黄化えそ病の症状