ブックタイトルJAなめがたしおさい広報誌きずな No.5

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JAなめがたしおさい広報誌きずな No.5

きずな 10 ★全体運★いつも以上に積極性アップ! 停滞していたことに取り組めば、好結果を手にできそう。くじや懸賞にツキあり★健康運★生活リズムを正すことで体調に好影響が ★幸運を呼ぶ食べ物★レンコン射手座(11/23~12/21)ひとつひとつの花に丁寧をこころがけていますすぐびとVol. 5JAなめがたしおさい 高橋潤さん(29)は就農10年目の専業農家。高橋さんの家は代々農家で、お父さんの代から菊栽培専門となりました。潤さんは家業を手伝いたいと言う思いから、就農を志し、高校卒業後、東京第一花卉市場で1年間の研修を経験しました。「研修先では、花卉業界の理解が深まっただけでなく、市場の人とつながりが出来たし、他産地の菊も見られていい経験になった」と話す潤さん。市場との交流が深まることで、現在でも現場の生の需要を掴んだり、重要なパイプになっているそうです。潤さんが就農したことで、お父さんの幸一さんは経営規模を徐々に拡大し、現在は年間約160万本の高品質の黄色・白色の輪菊を周年出荷しています。 高橋さんが所属する波崎菊部会は、高い品質が認められ、茨城県銘柄産地に指定されています。菊の需きます。潤さん宅は、積極的に作業の機械化をすすめ、人にしかできない作業に力を注いでいます。長年培った栽培ノウハウにより、圃場の状況を把握し、天候や、生育状況に応じて、苗を植えてから出荷まで、細やかな作業を積み重ねることで、花はもちろん、葉の付き方、葉のつや、全体の均整のとれた姿に仕上げます。 菊は日照時間が短くなると花芽を形成し、やがて開花するという性質があります。電気を消してから、花の咲くまで時間を逆算しますが、品種によっても違うので経験で見極めます。「ひとつひとつの花に丁寧をこころがけています。自分もまだまだな部分があり、これからも努力を重ねて代々受け継がれた「波崎ブランドの菊」栽培に取り組んでいきたい。」と話してくださいました。波崎地区高橋 潤さんたかはしじゅん要期である3月春のお彼岸、7月東京のお盆、8月お盆、9月秋のお彼岸、12月正月用花にピークを合わせて出荷しています。予約、値決めで契約し、安定した出荷を実現しています。 全国的に最も需要が高まる8月出荷は、一般的に高温で栽培が難しくなる時期ですが、波崎という土地柄、海風によって涼しさが保たれ、菊栽培に大変恵まれた環境が整っている。と幸一さんは話します。需要期に高品質、安定供給のができる栽培技術の高さが、市場、消費者の信頼と期待を集めています。 菊の栽培は、土づくり、苗の定植、芽かき、灌水、病気の防除、収穫、選別、出荷と言う流れになりますが、一つ一つの工程が品質に大きく影響して代々引き継いだ品質を受け継ぐ選別機は重さ・長さで選別します花の状態を見極め、収穫生育に合わせて芽かきの作業