ブックタイトルJAなめがたしおさい広報誌きずな No.3

ページ
6/20

このページは JAなめがたしおさい広報誌きずな No.3 の電子ブックに掲載されている6ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

ActiBookアプリアイコンActiBookアプリをダウンロード(無償)

  • Available on the Appstore
  • Available on the Google play

概要

JAなめがたしおさい広報誌きずな No.3

食べる人の期待に応えるピーマン作りを。すぐびとVol. 3JAなめがたしおさい神栖地区髙安信成さんたかやすのぶしげ12年前に就農し、代々続くピーマン栽培を始めた髙安信成さん。春作、秋作ピーマンと、水稲を栽培しています。信成さんは小学3年生から、地元の日の出サッカースポーツ少年団に入団しました。コツコツと練習を重ね、中学、高校、大学とキャプテン、副キャプテンを務めました。卒業後本田技研、秋田TDKに入社し、4年間プロ選手として活躍。中学校の恩師にかけてもらった「努力は裏切らない」という言葉は今も忘れず信成さんの支えになっています。髙安家に婿入りしてから農業に携わるようになった信成さんは、お父さんの衛さん、お母さんの恵子さんからの教えを受け、日々栽培技術を学び、生産に励んでいます。「農家の仕事と、のも難しくなるため、毎朝5時から、昼の10時までと、暑さをしのいで夕方3時から6時まで収穫などの作業をします。就農したてのころは、知手出荷場がまだ無かったので、収穫作業後、さらに箱詰め、サイズによりコンテナへと仕分け作業がありましたが、現在は収穫後、直接出荷場まで運びます。作業が軽減された分、よりきめ細やかに、圃場の手入れが出来るようになりました。適時、適切に水や肥料を供給する肥培管理により、最高の状態で収穫時期を迎えます。「これからももっと経験を積み、食べる人の期待に応えるピーマン作りをしていきたい。日々の作業の積み重ねが高品質のピーマン生産に繋がりますが、天候にも左右され、その通りにならないこともあります。将来しっかりした仕事の出来る経営者になるよう、多くのことを学び、努力を重ねていきたいです。」と話してくださいました。サッカーでは全く違う体の使い方なので、慣れるまで数年かかりました。お父さんもお母さんも、聞けば何でも教えてくれるし、どんな作業でも、職人並にこなしていて、尊敬しています。そんな生きた技術を学べる事は大きいです。」と話す信成さん。お父さんの衛さんは、少しでも顔を売って地域になじめるようにと、出荷を信成さんに任せています。出荷場では、他の生産者や、JA担当者と交流の機会が持てるので良い気分転換になるそう。信成さんは青年部、地元消防団に所属し、イベントでピーマンのPRに力を入れたり、地域に根差した貢献をしています。取材に伺った7月下旬は、ちょうど秋作ピーマンの定植時期。支柱(ひご)立てなど行い、苗の生育に合わせ、ひとつの木から4つに枝を仕立て、糸つりの作業を行います。夏は、日が昇るとハウスの中が40度近くになり、ハウスに入る6きずな★全体運★勢いのある月。やってみたいことに積極的にチャレンジを。自分の考えやプランを伝えると協力してもらえそう★健康運★体力の過信はNG。適度に休息を取って★幸運を呼ぶ食べ物★イチジク獅子座(7/23~8/22)プロスポーツの世界で農業の道へ青年部講習会に参加ひご立てをする信成さん