ブックタイトルJAなめがたしおさい広報誌きずな No.1

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概要

JAなめがたしおさい広報誌きずな No.1

稲の育苗管理と除草剤使用のポイントこれから、本格的に水稲の育苗管理の時期になりました。健全な苗づくりと、水田での除草剤の使用の注意点について、以下のようにポイントをまとめましたので、参考にしてください。○温度管理(浸種時の管理と生育ステージごとの管理)生育ステージごとの温度管理浸種催芽出芽期緑化期播種後2~3日出芽期2~3日硬化期前半後半緑化期後10~15日本葉1葉期後水温10~15℃28~30℃※催芽や出芽の時の温度が31℃以上で病気が出やすくなります。○病害対策(主な症状とその対策)平置き昼間20~25℃積み重ね昼間30℃28~30℃夜間夜間夜間15℃以上15~20℃10~15℃症状病原菌等主な対策苗箱全体が白色のかびで覆われるリゾープス菌芽だし期の温度を32度以下にするもみを中心に白色~紅色のカビが見られる苗の一部が急激に枯れて坪枯れ症状を示すピシウム菌緑化期に寒さに当てない籾に青緑色のカビが見られるトリコデルマ菌床土が乾かないようにする坪状に枯れる苗が褐変し、苗が簡単に引き抜けるフザリウム菌籾枯細菌病緑化期に寒さに当てない、急激な乾湿の変化を避ける浸種温度10~15℃を守る、緑化期まで30℃以下で管理する○水田除草剤の使い方のポイント除草効果の確保と除草剤の河川などへの流出防止のために、以下の点に注意しましょう。1.漏水対策田面に凹凸が無く均一に平らになるよう丁寧に代かきを行うことで、除草剤の処理層を均一にするだけでなく、水持ちが良くなるので、防除効果が安定します。畦畔に崩れや、小動物による穴があればあぜ塗りを行い、漏水しやすい場所は波板等で補強しましょう。また、除草剤散布後3~4日間は湛水状態を保てるよう、水はたっぷりと入れましょう。2.農薬散布後は7日間止水薬剤の水田外への流出を防止し、形成された処理層を崩さないためにも、除草剤の散布後7日間は、落水やかけ流しをしないよう止水管理を徹底しましょう。止水期間中、水が無くなったら、水田から水が溢れないよう、静かに差し水を行ってください。3.発生状況に応じた薬剤の選択前作の雑草の発生状況を観察し、雑草の種類・葉齢に応じた薬剤を選んで使用適期に散布しましょう。使用の際は、農薬のラベルをよく確認し、使用基準を必ず守りましょう。水瓶座(1/20~2/18)★全体運★コミュニケーション運が上々。初対面の相手ともフランクに話すことで、耳寄りな情報が。ネット検索にもつき★健康運★体を動かせば、より快調に過ごせます★幸運を呼ぶ食べ物★ゼンマイきずな12